イスラエルのパレスチナ民族浄化―ジェノサイドを許さず、
世界の民衆と連帯してパレスチナ植民地占領を終わらせよう!
2006年国連選挙監視の下に行われたガザ地区・ヨルダン川西地区のパレスチナ自治区総選挙で多数派となり政権を担ったのはハマースであった。ハマース勝利の背景には1993年オスロ合意の帰還権実現、入植地拡大阻止などが反故にされ、パレスチナ自治政府のファタハの腐敗、汚職の進行などがあった。しかし2001年アメリカ同時多発攻撃後のテロ対反テロの2分化の中で、ハマース勝利に対し、即座にイスラエル、欧米諸国、日本はハマース政権ボイコットと国際援助の停止、更には2006年、2008年、2014年にイスラエルによる大規模ガザ攻撃が行われたことを忘れてはならない。
こうしたジェノサイド=レイシズムはアメリカの成立が先住民虐殺と奴隷労働であり、イギリス、スペインなどが侵略と略奪を基礎とした国家であるのと同根である。それは一夜にして10万人を虐殺した東京大空襲や、広島・長崎の地域壊滅を狙った原爆投下、県民4人に一人が亡くなった沖縄地上戦にもつながるものである。日本もまた加害の歴史を持っている。関東大震災の朝鮮人虐殺、南京虐殺―満州国建設、日韓併合、琉球処分、北海道アイヌ先住民抑圧などは紛れもなくレイシズム=ジェノサイドの思想に他ならない。
* 闘う民衆の国際連帯の旗を高く掲げよう!
* イスラエルのガザ虐殺戦争の即時中止を要求し続けよう!
* 日本政府は、イスラエルの虐殺を許す国連・G7における共犯者の立場を止めろ!