19.530
パレスチナ民衆の持続的闘争に向き合おう!
5.30リッダ闘争47周年への招待

講演「国際的な民衆運動が意味するもの」廣瀬純(龍谷大学教授)


持続する民衆の憤激=グレート・リターン・マーチ

 昨2018年、イスラエルが「建国宣言」を行ってから70年目にあたるのを祝して、米国トランプ政権はエルサレムへ大使館を移設するなど、パレスチナ抹殺策動を露骨に推し進めてきました。
 この流れに抗したパレスチナ民衆は、イスラエルによる土地強奪と虐殺への抗議記念である「土地の日」(3月30日)を期し、パレスチナ・ガザ地区から「グレート・リターン・マーチ」(帰還の大行進)と呼び交わす大規模な民衆デモを開始し、イスラエル軍の銃弾による死者200人、負傷者3000人を超える犠牲を出しながらも、今日まで続けられています。この大行進は、衰えるどころか勢いを持続しています。
 私たちは、この持続的に戦われている闘いに連帯します。


フェイクと隠ぺいと弾圧に抗し、民衆連帯の行動を!

 支配階級は野望と利権の維持強化のために、フェイク(嘘)と隠ぺいと恫喝を大々的に駆使します。福島原発事故、沖縄辺野古基地建設、天皇代替わりなどの情操宣伝での操作など、日本の安倍政権でも具体例は限りがありません。
マスメディアでは、持続的に戦っているパレスチナ民衆の声も遠ざけています。
これに逆らい、民衆の現実を伝える者は、「共謀罪」などあらゆる恫喝手段で弾圧してきます。
 1972年、リッダ闘争が行った国際連帯の実践は、アラブでは「パレスチナ連帯の英雄的な闘い」と高く評価されたにも関わらず、日本では「冷血のテロ行動」と誹謗するだけの偏向宣伝に塗りつぶされました。
 今回、リッダ闘争47年を迎え、情報の発信=プロパガンダを直接行動で表現していた時代をとらえ返すとともに、パレスチナ民衆の持続的な戦いに向き合っていきたいと思います。

お招きしている講師・廣瀬純さん(龍谷大学教授)には、特にヨーロッパの民衆運動の現状と特徴に詳しく、その視点から、世界の民衆の動向について問題提起していただきます。
多くの皆さんの参加を期待します。


日 時: 20 19年5月26日(日)
 16 :00~18:0 0 =第1部・講演と討論
 18 :00~19:3 0 =第2部・交流会
場 所: 日本キリスト教会館4F
参加費: ¥1500(第1部、第2部を含む) ¥500(第1部のみ)

主催:オリオンの会 ( 連絡先: 大越 090-2745-5036、 渡辺 090-4843-4224 )