赤ーPチラシ・大塚・表PDF-1
赤ーPチラシ・裏 大塚-1

1971年制作の「赤軍―PFLP世界戦争宣言」(制作・若松プロダクション)は「プロパガンダの最良の形態は武装闘争である。」「武装闘争は武器という抑圧された人々の言葉そのものである。」のスローガンのもと、「世界赤軍構築のニュースフィルム」として70年代初頭<赤バス>上映隊によって巡回上映され、時代に異議申し立てを表明している多くの人々にインパクトを与えてきた。

畳み掛けるような映像、速射砲のようなアジテーション、パレスチナ戦士のリアリズムと重信房子や当時の「統一(連合)赤軍」たち日本人戦士のポシビリティ(願望)などが映像化されている。

権力と切り結ぶ<アジテーション>を喪失した現在、映画「赤軍―PFLP世界戦争宣言」について語ることは時代錯誤であるという声があるのは事実である。確かに、映画製作から50年近くが経つ間に、ソ連の崩壊―冷戦の終結、資本主義の「衰退」と新しい社会の模索、「テロとの戦い」の世界化、コンピューターによる情報の変化と排外主義―ポピュリズムの台頭など世界は変化し続けてきた。

しかし、「赤軍―PFLP世界戦争宣言」の背景にあったのはアメリカ帝国主義と果敢に戦っているベトナム人民への共感=連帯と同様、1947年国連によるパレスチナ分割決議以降、自分たちの土地を奪われ、虐殺され、難民を余儀なくされているパレスチナ民衆の米帝・シオニスト・イスラエル・アラブ反動派に対する戦いへの共感であることに変わりはない。

直視しよう!現在パレスチナ民衆は抗議行動「グレート・リターン・マーチ」を展開し、イスラエル―米帝国主義の攻撃に敢然と立ち向かっている。アメリカ大使館のイェルサレム移転抗議に止まらず、イスラエルの排外的アパルヘイト国家を鮮明にした「ユダヤ国家法」可決などパレスチナ抹殺をむき出しにした攻撃に持続的な非暴力直接行動を展開している。UNRWA(国連難民救済基金)の拠出金3億ドルの支払いを凍結するばかりか、もはや武器商人と化したアメリカ・トランプ政権と軍事国家イスラエル、それに追随し同調する日本の安倍政権は日本―パレスチナの共同の敵であることは明白である。

「映画に時効はない!」(若松孝二)と同じように国境を越えた民衆の共感=共存に終わりはない。足立正生監督の、このドキュメンタリーへの思いとメッセージを受け止めて、いまこそ「赤軍―PFLP世界戦争宣言」に映し出された国境を越えた共感を再確認しよう!
「赤軍―PFLP世界戦争宣言」上映会に集まろう!


オリオンの会
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