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2018年2月24日、件名の集会が行われました。
以下、当日の写真と共に配布された資料から抜粋。

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冒頭意見陳述


山田洋一
 
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起訴事実に対する認否に先立ち、これだけは申し述べておきたいと思います。

それは、この裁判自体が茶番だということです。公安当局が私を逮捕し、起訴に持ち込もうとした本当の狙いは、レバノンにいる岡本公三氏に対する 私の支援を邪魔し、阻止することにありました。岡本氏が、イスラエルにとっては当然のこと、その同盟国アメリカにとっても憎き「テロリスト 」であり、日本にとっても国外で重大犯罪を行った国外逃亡犯だからです。  

公安当局の意を酌んだ検察官が、姑息にも「本当のねらい」をズラし、実質的に被害者のいない詐欺で公判を請求したという意味で、本件裁判はまさに茶番です。

しかも、検察官は、罪証隠滅・逃亡のおそれという、あり得ない可能性を言い立てて、仮に私が有罪としても、罪の重さに到底匹敵しない、数か月にもわたる勾留生活を私に強い、私の行動の自由を奪つて、刑の執行を先取りさせていることに強く抗議します。

加えて、本件の大きな問題は、公安当局が、私の容疑にかこつけて、人民新聞社のガサイレを行い、PCを全て持ち去るなどして新聞発行の妨害をも目論んだことでした。公安当局が目論んだ新聞発行の妨害は、戦前の治安維持法下における言論弾圧を彷彿させる明らかな暴挙です。これらの一連の「犯罪捜査」に名を借りた公安当局の行為こそ、政治活動の自由、言論の自由に対する挑戦であって、人権と私の尊厳を踏みにじる犯罪的行為であり、断罪されるべきです。 悲しいことに、人権の砦であるべき裁判所もが、これらの警察・検察の暴挙にお墨付きを与え、容認し、今も協力していることに強く抗議します。

詳細な私の主張は、この裁判手続きにおける別の機会に譲るとして、公訴事実に対する意見を要点のみ述べます。 まず、新生銀行に口座開設してキャッシュカードを騙し取つたという詐欺容疑については無罪です.私は誰も騙していません。新生銀行の口 座は開設時から 昨年11月21日、すなわち私が逮捕される日まで、一貫して私が管理してきました。残高が0にならないように常に出入金を確認・補充し、インターネット バンキング用パスフレ ーズの定期的変更を行ってきまし た。私は、第三者にキャッシュカードを使用させる目的で、新生銀行の口座を開設したことなどなく、あくまで私が使用する目的で新生銀行の口座を開設し、キャッシュカード の交付を受けたものです。

第三者が私のキャッシュカードを使用したとしても、その第三者は単なる私の使いに過ぎず、私のコントロール下にあり、私の意に完全に従う者です 。

私には、罪を犯したという認識は全くありませんし当然、反省の意思も全くありません。私は人倫に反することは行っていません。

岡本氏は 過酷なイスラエルにおける 拷間で精神を病み、帰国も叶わず、今なおレバノンで闘病生活を送っています。どんなに公安当局が邪魔しようと、 私は異国の地で病気と闘う岡本氏ヘの生活支援を、裁判の間も判決後も 続けていきます。

最後に、これだけは、はっきりと宣言しておきます。

以上
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戦争準備に向けた治安弾圧を打破しよう!

― 2・24反弾圧集会アピール  オリオンの会

<岡本公三支援「オリオンの会」と反弾圧>

 「オリオンの会」は1972年5月30日にパレスチナ解放人民戦線(PFLP)との共同作戦である「イスラエルリッダ空港闘争」を奥平、安田戦士とともに戦い「オリオンの三ツ星になりたい」といった岡本公三さんの闘病と生活支援をベースにした運動である。

一人生き残り、イスラエルの捕虜となり、1985年捕虜交換によって釈放された彼は、拷問と長期の獄中生活によって統合失調症を患っていた。

2000年にはレバノンに政治亡命を認められたが、彼の闘病と支援は現地の人たちの献身的介護と、それを支えてきた個々人の財政的負担で何とか維持されてきた。

そうした中で私たちは、亡命当初、支援活動を行っていた「オリオンの会」を再始動するべく2015年のリッダ闘争43周年5・30集会を行い、さらに組織性を回復することによって毎年5・30リッダ闘争集会を主催するに至ったのである。ちなみにレバノン現地でも岡本公三さん参加の下にPFLP主催によるリッダ闘争記念集会が行われている。

 反弾圧運動の一翼である「オリオンの会」は、岡本公三さんの生活支援のカンパ要請を基軸にしながら、資本主義の延命のために戦争準備をしている安倍政権の基地強化、貧困差別の強要、共謀罪などの治安弾圧強化に反対し、抗議行動に積極的にかかわってきた。

 沖縄辺野古新基地建設、原発再稼働、集団自衛権行使容認、「共謀罪」制定など私たちは安倍自民党政権のむき出しの暴力を現認している。目の前で戦う仲間が警察・機動隊に確保されるのを見て怒りを覚えない者がいるだろうか。抑圧され排除され、棄てられる民を防衛し、ともに戦うことが<反弾圧>運動の原点である。


<岡本公三さんの国際指名手配を取り下げることが前提である>

 現在も繁華街や交番や駅頭に「日本赤軍国際手配書」が7人の顔写真入りで掲示されている。しかしそこには「罪名」が明示されていないことにお気づきだろうか。支配階級にとって「日本赤軍」ということだけで犯罪なのである。1970年代に「あなたの隣に爆弾犯がいる」としてアパートローラー捜査が行われ、「赤軍罪」と言われるほど、反体制運動存在そのものをが「罪」であるという治安弾圧が行われていたことを私たちは忘れていない。今回のオリオンの会関係者への強制捜査、人民新聞社に対する弾圧と逮捕はその延長に他ならない。

 思い返してほしい。1972年リッダ闘争はパレスチナ解放闘争の一環として闘われた戦争行為である。銃口はリッダ空港守備隊に向けられたものであり、敵はシオニスト「イスラエル」であった。それ故イスラエルの軍事法廷で終身刑を受けており、1985年には赤十字の仲介によってジュネーブ条約の戦争捕虜規定に基づいて、捕虜交換手続きによって岡本君は釈放されているのである。そうであるがゆえに2000年には、レバノン政府により正式に亡命を認められ、現在もレバノンで友人に囲まれ、合法的に生活しており、何ら日本政府が国際手配する理由はないのである。友人として岡本公三さんの生活支援することは当然のことであろう。岡本公三さんを国際手配し、生活支援している友人たちを弾圧することは、丸岡修さんに対して治療を受けさせることもなく獄中で虐殺したことと同じように日本政府の純然たる政治的復讐以外の何物でもない。


<人民新聞の言論弾圧は「共謀罪」の先行適用に他ならない>

今や、植民地の消失、市場の飽和による産業資本主義の終焉を迎えている世界の支配者は金融資本の投機マネーの肥大化維持のために、「人権」「対テロ戦争」を旗印にしてまさにグローバルな新自由主義=新植民地主義として「全世界を獲得」しようとしている。安倍政権は、戦争法の強行成立によって、自衛隊を米軍とともに世界中に軍事出動させていくことを狙っている。それは、「対テロ」戦争という名の侵略戦争への参戦、PKO派兵部隊の軍隊化、南沙諸島海域への対中国軍事出動、朝鮮半島における共和国に対する戦争策動を準備し、沖縄辺野古基地建設強行、自衛隊武器と装備の強化を推し進めている。

その道筋は中央権力を肥大化し、地方自治を破壊し、貧困と格差を推し進め、日本会議などの民族主義・排外主義の台頭として表れている。過去の総力戦体制から国民的総動員システムへの歴史的回帰・転換を図らんとしているのである。

その前哨戦はフェイク(嘘)ニュースを武器にして、言論活動を弾圧することとして既に日々強化されている。東京MXテレビの沖縄フェイク、自民党青年部や産経新聞による沖縄新聞2誌へのフェイク攻撃、朝日新聞バッシングなど、一連の言論弾圧の流れとして、今回の人民新聞言論弾圧、編集長逮捕があることを確認しなければならない。その法律的実現が、現代の治安維持法と言われる「共謀罪=改正組織犯罪防止法」に他ならない。

私たちの弾圧されている獄内外の友人と連携した治安弾圧に対する戦いは、戦争のできる国造りに抗する戦いと連携したものに他ならない。賃金労働者だけではなく、すべての市民を生活苦・貧困化に追い込む新自由主義との戦いは、非正規労働者や、「いくら努力しても報われることのない」膨大な人々を基層として「新しい社会」を構築する戦いを展望していかなければならない。   

私たちの陣形は、差別と分断・排除という社会的壁や、国境という壁や、ヨルダン川西岸に築かれているパレスチナ分離壁に代表される人為的壁をも突破する民衆の国際主義に貫かれていることを確認しよう。

 オリオンの会は岡本公三さんの生活支援、健康維持を目的として活動を継続している。そのためにも多くの心ある友人からの支援、カンパ協力をお願いしたい。それを前提としつつ、反弾圧戦線の一翼として、丸岡獄死糾弾、城崎不当拘束糾弾を始めとする日本赤軍関係者に対する治安攻撃に対して反撃することを通して、民衆運動全体の前進に貢献していきたい。

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オリオンの会 http://orionstar.jimdo.com/
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岡本公三さんへのカンパは下記にお願いします
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